news 中古機械 > 木工機械 修理・メンテナンス / パネルソー クランプの不具合
【 パネルソー クランプ 動かない 】
今回ご紹介する、木工機械の修理・メンテナンスは
おなじみ、パネルソーです。
工場の奥や壁際で、どっしり構えている、重鎮。
一般のお客様でも、ホームセンターで見たことある
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
【症状】
パネルソーのクランプがスムーズに稼働しない。
材を挟む時に、ガクンガクンと、なる…
ということで、
調整バルブや、配線・エア各箇所の点検をしていくと
どうやらシリンダーに問題があるようです。
【原因】
●シリンダー内部のどこかに不具合
シリンダーを分解して、
例えば、中のパッキンが劣化している等の
さらに詳しい原因追究も、可能っちゃ可能ですが…
その間、機械が使えないので
今回は、シリンダーごと新品に交換。
作業は、いたってシンプル。
電気系統の配線と、エアホースを外して
取り替える、だけです。
ただ、その後が重要!
写真にある、調整バルブでエアの強さを、良い感じに整えます。
バルブを緩めて、クランプしてみて、
バルブを閉めて、クランプしてみて…
勢いよくクランプしすぎると、材にも良くない
ガクンガクンならないように、スムーズな動きを目指して。
はい、良い感じに修理完了です。
ちなみに、
シリンダー内部のパッキンが原因の場合
そのパッキンの劣化は、やはり冬場に顕著になります。
一冬越して、暖かくなると、マシになることもしばしば。
今回は夏場でも症状が出ていた、というのも
シリンダー交換に至った、要素のひとつです。
大切に使用されてきた機械を最良の状態に修理、
改良し納品させていただきます。
弊社工場では部品製作の為の設備がそろっているため
多くのケースに対応することが可能です。
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2021.08.23