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トリマの修理-前編( 動作音が気になる )

今回ご紹介するのは、

トリマの修理

 

対象機種:

マキタ トリマ 6mm モデル 3701

 

面取り加工・溝堀り加工・ならい加工、などなど

家具製作現場や木工所でお馴染みの、トリマ。

 

症状:

動作音が気になる。

という状態で使っていると

スイッチ(電源)が入らない。

と、なってしまった。

 

差し込みプラグがコンセントから抜けていませんか?

…冗談はさておき。

 

【 トリマ修理-前編( 動作音が気になる) 】

 

◆動作音が気になる。

 

分解して、調べていきましょう。

ベースとコレットナットを外して、カバーも外す。

 

 

長年使っていると、新品の時と比べて

動作音に違和感を感じることがあります。

音が変に高くなることも。

 

これは回転部分に何かあるのでしょう。

 

ベアリングが古くなっていたり、

ゴミが詰まっていたり。

 

 

まずは、本体の両サイドにある

カーボンブラシを取り出します。

カバーはマイナスドライバーで簡単に開けられます。

 

そこそこ、すり減っていました。

お安いものなので、ついでに交換。

※電源が入らない時は、このカーボンブラシ交換のみで

直る時も多いです。

 

 

 

外部カバーを外すと、

真ん中の回転している所(アーマチュア)

があります。

 

◆ POINT ◆

これを、真っすぐ抜く

 

無理矢理こじ開けるようにすると

せっかくピッタリ入っていた部分に隙間ができ、

それがまた、ブレや異音の原因になります。

 

△アーマチュアの上下2か所にある、ベアリングを交換する。

 

これも同じ理由で、

真っすぐ抜く・真っすぐ入れる。

もちろんですが、しっかり入っているので

プーリー抜きのご使用をおすすめします。

 

 

すると、奥にあったベアリングが露わに。

 

 

あ、だいぶお疲れですね、交換しましょう。

 

 

これも同じ理由で、

真っすぐ抜く・真っすぐ入れる。

もちろんですが、しっかり入っているので

プーリー抜きのご使用をおすすめします。

 

 

新しいベアリングに交換して

動作音は通常になりました。

 

 

続いて、

スイッチ(電源)が入らない。

は、コチラ。

↓↓↓

【 トリマ修理-後編(スイッチが入らない) 】

 

 


 

弊社では、手押し鉋盤やプレーナー、パネルソーといった

大型木工機械のみならず、

ハンドツール、電動工具の販売・修理も承っております。

 

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2021.06.17